フランス代表指揮官、エンバペ選外の理由を説明「100%ではない状態で…」 | UEFAネーションズリーグ
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、レアル・マドリードFWキリアン・エンバペを招集しなかった理由を明かした。サッカーメディア『GOAL』が伝えている。 2024年夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)からレアル・マドリードに活躍の場を移したエンバペ。ここまでのラ・リーガ8試合では5得点を記録しているが、10月のUEFAネーションズリーグに向けたフランス代表メンバーには選ばれなかった。 代表チームの主将を務めてきたエンバペが招集外となったことは驚きをもって伝えられており、レアル・マドリードで注目度が一層高まったことによる心理的な問題が生じているとの噂も。しかし、デシャン監督は単にコンディションの問題だと説明した。 「エンバペは(先発した日本時間6日のラ・リーガ第9節)ビジャレアル戦で調子が悪かった。(招集外とするようなクラブからの)要請があったわけではない。私が決めたことだ。彼は100%ではない状態でビジャレアル戦に出場していたんだ」 なお、エンバペは9月末に左足を負傷したが、3日のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)リーグフェーズ第2節リール戦に途中出場して復帰。続くビジャレアル戦から先発に戻るハードスケジュールとなっていたが、代表指揮官の取り計らいにより万全の状態に戻すことはできるのだろうか。