村上臣流、超Notion活用術。「情報集約→アイデア昇華」を加速させるには
ライフハッカー[日本版]とBOOK LAB TOKYOがコラボするトークイベント「BOOK LAB TALK」。第15回目のゲストは『Notionで実現する新クリエイティブ仕事術』の著者、村上臣さんです。 村上臣流、超Notion活用術。「情報集約→アイデア昇華」を加速させるには 「Notionが気になるけど使っていない」「使ってみたけど馴染めなかった」という人にこそ本書を読んでほしい! と村上さん。今回は贅沢にもご自身の使い方を実例として、「Notion」を使った仕事術をレクチャーしてくれました。
「Notion」はアイデアの引き出し
前回の「BOOK LAB TALK」登場で著作を紹介してからわずか1年弱という速さで、新著『Notionで実現する新クリエイティブ仕事術』を出版された村上さん。 コロナ禍で在宅勤務となり、通勤時間をクリエイティブな活動に使えるようになったことと、「Notion」によって情報のインプットと整理の効率が格段に上がったことが、アウトプットにつながったと話します。 僕が思う「Notion」の一番すごいところは、やりたいことが何でもできることです。 「Notion」の大きな特徴は、画像やテキストだけでなく、ウェブページ、YouTube動画、Podcastなど、たくさんのソースから得た情報を1つのフォルダに集約できること。 Chromeの拡張機能を使えばウェブページもワンクリックで保存できるので、自分で入力したメモと、クリップした情報を別々のツールで管理していた頃と比べて、効率的に必要な情報を探せるようになりました。 「Notion」を駆使する以前は情報をカテゴリーごとに分けていた村上さん。かつては整理することに一生懸命になってしまい、肝心なときに情報が見つからないことも多かったそう。 結局、情報をスクラップするときって目的が曖昧なことが多いんですよ。 「Notion」に気になることをすべて集約しておくと、なんとなく眺めているうちにアイデアを見つけたりとか、いわゆるセレンディピティ(予期せぬ幸運との出会いや発見)が起きやすくなるんです。 公私を問わずインプットした情報を「Notion」に集めることで、「Notion」がアイデアの倉庫になると村上さん。アウトプットすること自体が楽になるとともに、質も向上すると語ります。