西武・西口新監督が来季開幕投手は「今井で行きます」ファンの前で指名 オリ宮城に続く異例の早期公表
西武・西口文也新監督(52)が23日、ベルーナドームでのファンフェスタ内で来季の開幕投手を今井達也投手(26)と明言した。 【写真】西武ライオンズサンクスフェスタ2024でパ・リーグ最多三振奪取投手賞で表彰される今井の頭の上には… 「来年3月28日に、ここベルーナドームで開幕します。開幕投手は、今井で行きます」。西口新監督が最後にファンの前であいさつし、来季の開幕投手をサプライズ指名した。11月に異例の早期公表はオリックスの宮城に続く早さとなった。 ベルーナDが騒然となる中、新指揮官は「本人には公表は“まだちょっと早いんじゃないですか”と言われたが、秋季キャンプに行った時から来年の開幕はもう今井だと決めていたので、早々と伝えさせていただきました」と2年連続となる大役指名を早々と公表した経緯を笑顔で明かした。 今季開幕投手を務めた今井は、2年連続2桁勝利となる10勝(8敗)を挙げ、防御率2.34。187奪三振でプロ8年目で初となる奪三振王のタイトルを獲得した。 マイクを持った西口新監督はファンに「来年より監督を務めさせていただく西口です。よろしくお願いします」と改めて就任のあいさつ。大きな拍手を浴びる中「今シーズン、チームは6位という結果に終わり、本当に選手たちは悔しい思いをしたシーズンだったと思います。それと同様に、ここにお集まりいただいたファンの皆さんも本当に悔しい…歯がゆい思いをした1年間だったんじゃないでしょうか。選手たちには、この悔しさを是非来年にぶつけてもらいたいと思っています。今季は打てなかった…本当に打てなかった。でも何かをつかめばチームは変わると思っています。本当に選手たちの奮起に期待しています。期待しかありません。今のところ、レギュラーは源田しか決まっていません。選手たちにはポジションを獲りにいってほしいと思いますし、そういう気持ちを前面に出して2月からのキャンプに臨んでもらいたいと思っています。25年シーズン、いいシーズンにできるように選手とともに頑張っていきますんで、また来年1年もご声援よろしくお願いいたします」と来季への思いをファンの前で語った。