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鳥谷敬、中島宏之……打撃三部門タイトルとは縁遠い現役選手は?

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週刊ベースボールONLINE

 輝かしい成績を残し、一流と呼ばれている割には、不思議と「タイトルに縁がない」という選手がいる。例えば、西武・巨人で活躍した清原和博や、広島のスターだった前田智徳は、バットでチームを支え続けたものの、首位打者や最多本塁打、最多打点の「打撃三部門」を受賞することはなかった。今回は、現役で「打撃三部門とは縁遠い選手」を紹介する。

あのベテランも打撃三部門とは縁遠く……

 現役の中で、不思議と打撃三部門と縁遠い選手が、今シーズン阪神から新天地・ロッテに移籍した鳥谷敬だ。巧みなバットコントロール技術と高い選球眼で毎シーズンヒットの山を築き、首位打者になっていてもおかしくない成績を残しているが、残念ながらタイトル獲得はなし。打率のキャリアハイは2014年の.313だが、同年の首位打者は.338で同僚だったマット・マートン。2014年は3割以上が12人もいるハイレベルな年で、鳥谷は7位だった。  また、ソフトバンクをけん引するベテラン・松田宣浩も、毎シーズンのように本塁打ランキング上位に食い込む強打が魅力の選手。安打や打点もチームで上位を記録しているが、残念ながら打撃タイトルは獲得できていない。最も惜しかったのが2015年で、この年はキャリアハイとなる35本塁打を記録。しかし、西武のおかわり君こと、中村剛也が37本を記録したため、惜しくも2位という結果になった。

MVP受賞者もいまだ打撃三部門は受賞なし

 2017、2018年と2年連続MVPを獲得し、現役屈指の打撃力を誇るのが巨人の丸佳浩。2017年は171安打で最多安打のタイトルを獲得しているものの、いまだに打撃3部門は獲得できていない。打率のキャリアハイは2014年で.310だが、前述のようにハイレベルな年で、丸は上位5傑にも入れなかった。惜しかったのは最多本塁打で、2018年に39本塁打を放つも、41本を放ったDeNAのネフタリ・ソトにわずか2本及ばず。  同じく巨人の中島宏之も、輝かしい実績を残しているにも関わらず打撃3部門とは縁がない。特に輝きを放った西武時代は、最多安打を獲得するなど卓越したバットコントロールでヒットを量産し、毎シーズンのように3割を記録。首位打者を獲得していてもおかしくない実績だが、残念ながら受賞はなし。最もタイトルに近づいたのは2008年。この年はキャリアハイとなる.331を残したが、楽天のリック・ショートが.332だったため、惜しくもリーグ2位。リックとの差はわずか7毛だった。  球界屈指の打撃力を誇りながらも、なぜか首位打者、最多本塁打、最多打点の「打撃三部門」のタイトルとは縁遠い選手を紹介した。果たして今シーズンは、上に挙げた選手が打撃三部門を獲得し、長き無冠に終止符を打つのか、その活躍に注目したい。 文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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