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<重点報道@大町町>女子ソフトの強豪 豪雨はねのけ 「杵島クラブ」本拠地で“再始動” 25人、3度目の日本一狙う

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佐賀新聞

 大町町民グラウンドを練習拠点にしている社会人女子ソフトボールの強豪チームがある。全日本レディースソフトボール大会に県代表として17年連続出場、2度の優勝経験もある「杵島クラブ」。昨年の佐賀豪雨で一時、練習の場を失い、今年は新型コロナによる大会中止で苦しんでいるが、週に2回、練習を重ねている。  1997年発足。現在のメンバーは選手17人、スタッフ8人で、杵島郡内や武雄市、多久市などから大町に水曜と土曜の夜に集まり、2~3時間練習している。  チーム発足当初から監督を務める大町町の山﨑ひとみさん(62)は「発足から数年はほとんど勝てなかったが、5年目に投手2人が加入してチーム力がアップして、負けなくなっていった」と言う。  以前は十数チーム、現在は3チームになった県内で、ここ15年ほどは負けたことはなく、年3回の大きな大会の県大会では全て優勝。全日本レディースでは2009年と14年に全国優勝を果たしている。  「結婚や出産で引退する選手も多く、選手が入れ替わる中でのチーム力維持が難しい」と山﨑監督。選手の数が少ないと練習が満足にできず、投手が1人だと打撃練習も十分できない。高校のチームも少なくなり、選手の確保が難しくなる中、男性を含めたスタッフの支えも大きい。  昨夏の佐賀豪雨で町民グラウンドは災害ごみの仮置き場になり、大町での練習ができなくなった。練習場確保は思った以上に難しく、唐津に行くこともあった。メンバーは「大町のグラウンドのありがたさが身に染みた」と話す。  グラウンドは今年1月から使用できるようになり、大町での練習も復活した。ただ、新型コロナで対外試合は減り、目標とする大会も中止になった。同様に困っている高校チームの練習試合の相手を務めたこともある。「モチベーションの維持が難しい。練習参加者も減っているが、何とか頑張る」と山﨑監督。来年の全国大会を目指して練習を重ねる。(小野靖久)

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