大谷翔平、ガーディアンズ戦「1番・DH」先発出場 「50―50」へ残り20試合 46号&47盗塁目なるか
◆米大リーグ ドジャース―ガーディアンズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】何度見てもかわいい!デコピンの始球式 ドジャース・大谷翔平投手(30)が8日(日本時間9日)、本拠地・ガーディアンズ戦に「1番・DH」先発出場する。1勝1敗で迎えたナ・リーグ西地区とア・リーグ中地区の“首位対決”も最終戦。大谷は2試合ぶりの46号、5試合ぶりの47盗塁目を狙う。 前日7日(同8日)の同戦では2度の“未遂弾”も本塁打、盗塁を積み重ねることはできなかった。初回先頭で初球を振り抜き、右翼ポール際に運ぶもわずかにファウル。6回2死では左翼フェンス際へ大飛球を放ったが、あと一歩で失速した。飛距離348フィート(約106メートル)。米データサイト「baseball savant」によると、全30球場のうち10球場では本塁打になっていた当たりだった。2本ともホームランになっていれば「47―46」だったが…。少しばかり運もなかった。 4打数無安打で2試合ぶりノーヒットに終わり、打率は約5か月ぶりに2割8分台に、打点も2位に落ちた大谷だが、年間51発、52盗塁ペースは維持した。前人未到の「50―50」へ残り20試合。ここまで100打点、160安打は自己最多タイで、キャリアハイ更新も目前に迫る。 本塁打も46号で自身最多タイ。自己新の47号が出ればアジア出身&DH選手の最多タイ記録で、48号でアジア新の通算219本塁打を達成後、49号では球団最多に並び、日本人選手初の50号が盗塁次第では「50―50」を決めるアーチになる可能性もある。この日のガ軍先発は今季11勝の2年目右腕・バイビー。エンゼルス時代の昨季初対戦し、3打数無安打2三振に抑えられた大谷だが、雪辱を果たす時だ。
報知新聞社