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埼玉県でも豚盗難

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日本農業新聞

 北関東3県で相次ぐ家畜盗難事件は31日、埼玉県本庄市でも子豚2頭の被害が確認され、4県9市町に広がった。水戸市の被害1件を除き、いずれも4県の県境が集まる地域から半径50キロ圏内で起きている。一方、栃木県足利市で子牛が盗まれた農家の防犯ビデオで8月下旬に撮影された犯人とみられる男3人は、30分の間に次々と3頭を運び出すなど手慣れた印象で、県警が一連の事件との関連を捜査している。  埼玉県警によると、本庄市で5月24日夕から25日、豚舎から子豚2頭が盗まれているのを農家が気付いた。豚舎には防犯カメラがなく、県警が目撃者などを探している。同市は、8月に子豚約60頭が盗まれた群馬県伊勢崎市と利根川を挟んで隣接している。  各県警やJAなどの調べによると、盗難被害は5月から続発。被害は群馬県が5市町9件と最多で、栃木県1市4件、茨城県2市2件、埼玉県1市1件となり、被害総額は数千万円に上る。

カメラ捉えた30分間の犯行

 栃木県足利市の牛舎に設置の防犯ビデオが捉えた男3人の映像を日本農業新聞は入手した。映像によると、8月22日午後10時半ごろ、白っぽいボックスタイプの乗用車を牛舎横の路上に停車。半袖と半ズボン姿の男3人が降車し、フェンスを越えて牛舎に侵入した。  最初の1頭を牛舎から運び出したのは同46分ごろ。子牛の脚をひも状のもので結び、2人がかりで運んで車の後部に入れた。同53分ごろまでに2頭目、3頭目を運び出しており、最初に3頭を眠らせるか殺害した後、次々と盗み出したとみられる。  被害者の農家、鶴田一弘さん(57)は6~8月、子牛5頭を盗まれたという。映像を見た鶴田さんは「防犯カメラに気付いているのではと思わせるのに、堂々として逮捕も恐れない印象だ。牛の脚を縛って持ち運ぶ様子も手慣れている」と、一日も早い容疑者逮捕を願った。

日本農業新聞

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