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トビイロウンカ、佐賀県内で増殖警報 稲の減収など被害の恐れ

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佐賀新聞

 佐賀県は20日、稲の害虫トビイロウンカが増殖しているとして警報を出した。県内全域で稲の減収などの被害が出る恐れが強いとし、生産者に防除作業を徹底するよう呼びかけている。  対象は、県内全域の早植えと普通期の水稲。県が17日から19日まで行った調査で、害虫が発生した株の割合は山間地の早植え(12圃場)で53%、普通期(48圃場)で14%だった。それぞれ平年の4%を大きく上回った。  トビイロウンカは中国大陸から飛来するが、県の調べによると今年6~7月は、過去10年で最も多かった。また、気象台の予報では今後1カ月の気温は平年より高く、害虫が増殖しやすい状況が続くという。  ウンカは短い周期で世代交代するが、県農業技術防除センターは「今がまさに、ふ化がピークになる時期。必ず圃場を見回り、発生を確認したら、薬剤を根元までしっかり散布してほしい」と話す。  県は今年7月22日にウンカの注意報を出した。警報を出すのは2017年以来。県内は昨年、豪雨やウンカの被害でコメの作況指数が58と全国最低だった。(宮里光)

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