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注目の女優・中村ゆりさんの魅力を、齋藤 薫さんが分析! “変化に寄り添う、決して折れない柳の人”

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集英社ハピプラニュース

日々、変化する時流を乗りこなせる理由は? 話題の美女たちを齋藤 薫が分析

「MAQUIA」9月号では、今話題の美女たちを齋藤 薫さんが分析。彼女たちの時流の捉え方、変化することを恐れない生き様を深掘りします。今回はオファーが絶えない実力派女優、中村ゆりさんにフォーカス! 【写真】憧れ美女をもっと見る

役柄に一途に邁進する実力派女優 中村ゆり

1982年、大阪府出身。2003年から本格的に女優業をスタート。映画やテレビドラマなどで活躍ののち、37歳で連ドラ初主演。現在は毎週土曜22時~『未満警察 ミッドナイトランナー』(NTV)に出演のほか、今夏スタート『私たちはどうかしている』(NTV)での好演が期待されている。

かくも嫋(たお)やかにしなやかに変化に寄り添う、決して折れない柳の人!

中村ゆりさん……かつて、この人を検索したことを思い出した。10年ほど前、ちふれ化粧品のCMを見て、一体誰?と激しく気になったから。ちふれのモデル起用にはいつもハッとさせられるが、検索までしてみたのは初めて。やっぱり特別な何かを発していた人なのだ。透明感に加えて“何か”がある人。じつはそういう女性こそ、存在の引力が一番強い人と言っていい。今改めてプロフィールを見てみると、女優としては遅咲きながら、出演ドラマは膨大な数に上る。なるほど特別な“何か”で存在感を放ちながら、どんな役も自在に演じ分ける才能の人なのだ。 それにしてもすごい数、NHKの朝ドラでは何作も連続して起用され、教師役から悲劇の妻役まで、ドラマの品質を決める重要な役をこなしてきた。どの作品にもこの人がいるというほど、オファーが集中しているのに、そこに違和感を感じさせないのも演技力。女性では珍しいが、まさにその境地に達した人なのだ。 最近は映画の主演もこなすが、そこでも気負った印象は全くなく、物静かな演技派という希少価値。しかもインタビューを見て度肝を抜かれた。理路整然、ボキャブラリーも表現力も豊か、物事の本質をしっかりとつかんだその話しっぷりはしばし聞き惚れたほど。物腰も柔らかく、周囲への配慮も行き届いている。まさに洗練された知性の持ち主で、大人の女性としてなんと素敵なのだろうと、いきなりファンになったもの。 変化に強い女は、ぐいぐい前に進んでいく力も強いだけに、押しの強い個性派のイメージがあるが、この人は逆に嫋やかでしなやか。柳のように柔軟に自分を変えることができるからこそ時代に寄り添っていけるのだろう。しかし柳は折れない。物事にぶつかる強さではなく、受け止めて寄り添う強さ、そういう強さなら自分にも持てるという人は多いはずだ。いずれにせよ、今後も次々訪れるはずの変化にどう対応するのか。自分に合った無理のない変化の仕方、一刻も早く見極めておくべきである。 MAQUIA 9月号 撮影/橋口恵佑(背景) 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)

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