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“自販機のひみつ”を手作り模型で紹介、都内の小学校で出前授業、ペットボトル分別の呼びかけも/全国清涼飲料連合会

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食品産業新聞社ニュースWEB

全国清涼飲料連合会(全清飲)は9月12日、港区立笄(こうがい)小学校で企業が実施する出前授業“キャリアパスポートデー”に参加し、使い終わったペットボトルがさまざまな形で利用されていることや、自動販売機の社会貢献の機能や構造を紹介した。清涼飲料水の主要な容器であるペットボトルは、正しく分別して出すことにより有効利用できることなどを、授業に参加した4年生の児童たちに知ってもらうのがねらい。 児童の注目を集めたのは、この日の授業に向けて同連合会が用意した段ボール製の手作り模型「ひみつがいっぱい自動販売機」だ。「つめた~い」「あったか~い」商品を選んでボタンを押すと、中から自動的に商品(空容器)が出てくる仕掛けとなっている。 決済では、コイン、お札、キャッシュレスにも対応したデザインにした。自販機の特徴のひとつである設置場所の住所を知らせる“住所ステッカー”も再現した。 また、全国清涼飲料連合会広報部の白石和弘広報部長は、このお手製の自販機の扉を開けて構造を丁寧に紹介した。中は、熱をさえぎる仕切りの板(本物は真空断熱材)を再現していることが特徴で、温かいお茶と冷たいジュースを同じ自動販売機で売っていても、お茶が冷めたり、ジュースがぬるくならない仕組みを話した。参加した小学生たちは、実際にボタンを押したり、用意された自販機の模型用紙に色を塗って楽しんでいた。

授業では、クイズ形式で清涼飲料水が1日に飲まれている量について問われ、正解が「赤ちゃんからお年寄りまで、1日に500mlPETボトル1本くらい(実際は491ml)の清涼飲料水が飲まれています」と発表されると、参加した4年生の児童たちは、「思ったより少ない」、「そのくらいだと思った」など、感想を語った。 続いて、“ガラス瓶”“紙容器”“ペットボトル”の中で最もリサイクル率が高い容器を聞かれたクイズでは、児童の間で意見が分かれたが、正解はガラス瓶68.9%、紙容器27.0%、PETボトル84.6%(2018年度実績)で、ペットボトルが最もリサイクル率が高いことが発表されると、「えー、そうなんだ」、「当たった」などの声があがった。 同連合会の甲斐喜代美広報課長は、「日本におけるペットボトルの2018年度リサイクル率は84.6%。一部熱回収を含む有効利用率は98%です。これは世界最高水準ですが、私たちはさらに取り組みを進めています。ペットボトルは貴重な資源です。飲み終わったらキャップとラベルをはがして中身をすすいで、分別してください。ペットボトルをはじめとしたいろいろな新しい製品に生まれ変わります」と話した。 そして、今年作成された啓発動画(協力:環境省)の「ご存じですか?使い終わったペットボトルが様々な形で利用されていること」も放映され、ペットボトルはきちんと回収できれば資源として有効利用できることが紹介された。 質疑応答で、自販機に鍵がついていることに注目した児童から、「暗証番号で開けられるようにすれば、運ぶ係の人が便利なのでは」という意見が寄せられると、白石部長は「なるほど。持ち帰って、自販機の会社のみんなに伝えます」と笑顔で約束した。

食品産業新聞

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