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いまクルマ関連の人気急上昇キーワード! 「インターフェイス」って何?

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「機械」と「人」を結ぶ接点がインターフェイス

 インターフェイスとは、英語の辞書を引けば「中間面」と出てくる。何かと何かの接点とか接触面という解釈でいいだろう。 【写真】今の道路状況の画像がクルマに送られてくる機能も  その意味では、クルマのハンドルやペダル、あるいはメーターなども、機械と人を結ぶ接点だ。ハンドル操作のときの重さはもちろん、クルマの応答の様子だとか、ペダル操作に対する加速の仕方や、ブレーキの利き具合といったこと、あるいは、メーターの認識のしやすさなども、クルマと人を結ぶインターフェイスになる。その具合が人の感覚に合っていなければ、運転しにくい不自然なクルマということだ。  あえてインターフェイスの言葉が使われるようになったのは、情報通信機能がクルマに導入されるようになってからといえるだろう。カーナビゲーションはもちろん、その画面を利用した交通情報案内や、目的地周辺のガソリンスタンドや店などの情報を手に入れられるようになり、それらの内容が的確か、あるいは画面を見やすいか、自分に最適な情報が得られたかなど使い勝手が問われ、それらがインターフェイスの良し悪しとして評価される。  自動車メーカーも、運転者がより利用しやすい表示や機能といった接点、すなわちインターフェイスを意識して研究・開発するようになった。  最近では、運転支援機能を利用する際に、機能を作動させる手順のわかりやすさや、速度や車間距離などを調整したいときの操作のしやすさ、また機能が作動している状況を画面などで認識しやすいかなども、すべてインターフェイスの良し悪しに掛かっている。

カーシェアリングやEVの普及でさらに重要性が増す!

 今後は、自動運転の導入や、人工知能の積極的利用などが進むにしたがい、コンピュータとのやりとりが、間違いなく、素早くできるかどうかなどが重要性を高めてくるだろう。たとえば音声入力をする際に、コンピュータが運転者など乗員の言葉を間違いなく理解できるか、そのうえで人が望む最適な情報を提供できるかが問われ、それらは機能を実現させるための技術(部品の性能など)のほかに、ソフトウェア(プログラム)の普遍性(適応能力)が求められる。  また、クルマだけでなく、カーシェアリングなど共同利用する際には、クルマの空き情報などが素早く検索でき、使いたい場所の最寄りに空いているクルマがあるかどうかなどの便利さも消費者に求められるようになる。そうなると、自動車メーカーだけでなく、クルマを使ってサービス業を行う業種にも、提供するサービスと利用者との間のインターフェイスがカギを握るようになり、使い勝手がよくないサービスは商売として成り立たなくなる。  電気自動車(EV)が普及すれば、充電設備の空き情報なども不可欠になってくるだろう。これもEVを使う上での大切なインターフェイスだ。  クルマも、それを使うサービスも、インターフェイスがよければクルマを今より有効活用できるようになり、それは消費者にとって好ましいばかりでなく、エネルギーや社会基盤を有効に活用できる社会が拓け、省エネルギーや渋滞の緩和などにつながり、環境(地球や自然だけでなく社会生活)を改善することにも役立つことになる。

御堀直嗣

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