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江藤慧、コロナ禍にオーストリアリーグ参戦のワケ「今流せる汗は10年後には流せない」

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Rallys

<卓球・オーストリアカップ 9月5~6日> オーストリアの卓球リーグ・ブンデスリーガは9月5日、6日の日程で、オーストリアカップを開催した。日本からは2020年全日本選手権ダブルス3位の江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)が参戦し、チームの準優勝に貢献した。 【写真】オーストリアリーグでプレーした江藤慧

日本から江藤慧が参戦

今回のオーストリアカップでは、新型コロナウイルスの感染予防が徹底された。ダブルスを行わないことや、プレーエリアに入ることができるのは最大4人まで、プレーエリアの外ではマスク着用、施設に入る際には検温し、定期的に換気を行うなどが定められていた。 昨シーズンに続きシュトッケラウに所属する江藤は、コロナ禍ではあるが日本から参戦し、シングルス2点起用でチームを決勝まで導いた。 決勝ではアンドレアス・レベンコ(オーストリア・世界ランキング144位)、アダム・シューディー(ハンガリー・同111位)に苦杯を喫したが、2月の大阪オープン以来となる試合で元気な姿を見せた。 試合後、江藤はRallysのオンライン取材に対し「半年ぶりの試合で試合勘もなく緊張も混ざっていました。初戦、チームは勝てましたが、自分は相手チームのベテランのおっちゃんにゲームオールで負けました。日本と変わらず海外でもベテランは強かったです(笑)」と大会を振り返った。 また、「個人的な結果は去年より悪いですけど、去年より強い選手と試合ができ、足りない部分が明確に分かったのでプラスに考えてます」と収穫もあったようだ。

この時期にオーストリアリーグ参戦の理由は

オーストリアには、日本国籍のビジネスマン、技術者、プロスポーツ選手、芸術家等が「商用目的」でオーストリアを訪れる場合、商用目的が証明できれば入国が可能となっている。とはいえ新型コロナウイルスパンデミックにより、海外への渡航に不安もある中、江藤がオーストリアでの試合に出た理由は2つあるという。 1つ目の理由として「去年初めてオーストリアに行ったとき、技術的にもメンタル的にも学ぶことが多かった。特にハングリー精神を得ることができました。大阪オープン以降試合が無くマンネリ化していたときにオーストリアのチームに声をかけて貰ったので、自分に足りない刺激を求めて行こうと思いました」と語った。 卓球選手として生活するためにプレーする選手が多い欧州リーグでは、1点の重みや勝利への執念を直に味わうことができる。その環境が江藤には刺激的だった。 2つ目は「僕は今年27歳。選手としてはもう落ち目かなと思う部分もあります。でも、僕よりも年上でトップでプレーしている選手もいる。東京アートの高木和(卓)さんと全日本で試合したときに、負けて悔しかったんですけど、僕よりも年上の人が僕よりも動いてプレーしてて、負けたのに感銘を受けました。今流せる汗は10年後には流せないので、今できることを思いきりやろうと思い、こういう時期ですがオーストリアに行こうと思いました」とコメント。 27歳と卓球界ではもう若くはない年齢に差し掛かっているが、江藤はまだまだ上を目指し挑戦を続ける。

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