仙台空港、通常運航もアクセス線運転見合わせ
仙台空港を運営する仙台国際空港会社は2月14日、13日午後11時8分ごろ発生した地震の影響について、運航に支障が出る被害はなかったと発表した。また、仙台空港アクセス線は始発から運転を見合わせている。 仙台空港では震度5強を観測。滑走路や誘導路などを点検したところ、運航に支障が生じる被害はなかったものの、ターミナルビルでは主に3階で壁の仕上げ材や床材の剥がれなどが発生しているという。 このため、3階の飲食店やビジネスラウンジ、エアポートミュージアム、屋上展望デッキは、安全確認のため当面閉鎖・営業停止としており、エレベーターも全館で一時停止している。 仙台発着便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で減便対象となっている便を除き、通常通り運航している。 仙台空港鉄道によると、始発から運転を見合わせているアクセス線は、おおむね昼過ぎには運転再開できる見通しだという。アクセス線は仙台空港と仙台駅を結んでいる。
Tadayuki YOSHIKAWA