ユニクロ、ラコステ、メゾン キツネ…。秋から冬に活躍する“主役級”カーディガン5選。
ブルックス ブラザーズ
1960年代のモッズやジャズマンを想起させるカーディガンは、意外にもアメリカントラッドの代表的ブランド、ブルックス ブラザーズのもの。ネイビーをベースに、フロント部分をブラウンのヘリンボーン柄で切り替えた主張のあるデザインは、すっきりとしたフィッティングも含めてジャケット感覚で着用できる。 インナーにシャツを着てタイドアップするのもおすすめだが、今回は、ブラックのタートルネックセーターを合わせて、クラシックなムードを際立たせた。同じくブルックス ブラザーズのタートルネックセーターは、柔らかくしなやかな肌触りが特徴のメリノウール製。薄手なのでインナー使いとしても重宝する。 パンツはウール100%のスラックスで、ほどよくゆとりのあるシルエットがトップスとも高相性。全体的に重くなりすぎないよう、カラーはチャコールグレーをチョイスした。パンツの裾を気持ち短めにして、足元にサドルシューズやコンビローファー、チェルシーブーツなどを合わせれば、ザ・ジャム時代のポール・ウェラーのように装えるだろう。アメリカのブランドらしからぬブリテイッシュなカーディガンは、永遠のスタイルアイコンへの憧憬を形にしてくれる。 問/ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818 掲載した商品はすべて税込み価格です。 Photograph: Satoru Tada(Rooster) Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO) Hair & Make-up: Ken Yoshimura Text: Tetsuya Sato
朝日新聞社