ユニクロ、ラコステ、メゾン キツネ…。秋から冬に活躍する“主役級”カーディガン5選。
マーガレット・ハウエル
ラグランスリーブの袖付けも含めて、ゆったりとしたサイズ感がリラックスムードを醸すマーガレット・ハウエルのカーディガン。上下でトーンをそろえたトラウザーズは、ビンテージチノをベースにしたオーセンティックなデザイン。フロントプリーツ入りのゆったりとした腰まわりから緩やかにテーパードするシルエットが、クラシカルなスタイルを助長する。 インナーには、ピッチ幅の大きいホワイト×ブラックのオルタネートストライプ柄のシャツを合わせてタイドアップ。“ウィンドウ・ペン”の窓枠のなかにグレンチェックを配したようなレトロクラシックな柄行きも含めて、牧歌的なムードのカーディガンがぐっと新鮮に映る。 シャツのストライプとネクタイのチェックを掛け合わせた「パターン・オン・パターン」のテクニックだが、意外と難易度は高くない。おすすめは、写真のような大判柄×細かな柄を組み合わせることで、無理なく自然となじむ。今回の場合、ネクタイのチェックがブラウンを基調としており、カーディガンの色を拾って上手く繋いでいるのも効果的。色合いがどうしても重くなりがちな秋冬の季節は、こんな柄遊びにトライすると、ぐっとおしゃれも楽しくなるはずだ。 問/マーガレット・ハウエル 03-5785-6445
ユニクロ
脱ぎ着しやすいという長所を享受しつつ、イージーケアを考慮すると、ニット以外のカーディガンという選択肢もありだ。ユニクロのスウェットカーディガンは、なめらかな風合いでカジュアルに振りすぎない品の良さを担保する。リラックスしたシルエットや優しい着心地も含めて、今の時期、ライトアウター感覚で着られるのもポイント。 インナーには、オンブレチェックのフランネルシャツを合わせつつ、内側にはフリースのモックネックTシャツを仕込んで、首元にニュアンスを添えた。立体的な首元がより上品に見えるので、シャツ一枚で着るときにはぜひ試してほしい。 パンツは、インナーのシャツとトーンをそろえて縦のラインを意識。スウェットカーディガンのボリューム感を加味して、全体的にすっきりと仕上げた。ニットカーディガンとは違い、スウェット地だとインナーのアイテム次第で急にパジャマ感が強くなってしまうため、シンプルなTシャツよりボタン付きのシャツのほうが、よりスタイリッシュに装える。 問/ユニクロ 0120-170-296