張本勲氏

　現役時代に東映、巨人などで活躍した野球評論家の張本勲氏（80）が22日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」にリモートでレギュラー出演。ソフトバンクが先勝した日本シリーズ第1戦について「ソフトバンクは普通の野球をやっているんですよね。エース千賀が無失点に抑えて、8回には足の速い周東が出てダメ押しを取る。普通の野球をやった」と勝因を語るとともに、巨人・原監督の采配に疑問を投げかけた。 【写真】わざと蹴った?…丸の走塁に物議 　勝敗を分けたポイントとして4回裏無死一、二塁の場面を指摘。丸が遊ゴロ併殺打に倒れたことに触れ「なんで原監督は丸にバントさせないのかなあ。あれをやると点が取りやすくなって千賀にもプレッシャーがかかるんだけどね。打つより送った方が点が取りやすいんだよね。これがポイントになったと思う」と話した。 　さらに張本氏は第２戦の勝敗が今後のシリーズの行方を左右するといい「今日（巨人が）負けると昨年の二の舞があるかも分からない。4連敗」と昨年の悪夢の再現を予告した。