Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

東京五輪「警備」トップに聞く――民間警備員は1万4000人以上、「想像」と「準備」で大会へ

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
日本テレビ系(NNN)

来年に延期された東京オリンピック・パラリンピック。前例のない延期決定に今後はギモンだらけ。大会運営を取り仕切る大会組織委員会のキーマンに話を聞くシリーズ企画。「警備」大会組織委員会警備部門のトップ、岩下剛さんに聞いた。 【動画】警備員の制服は…「顔認証」システムとは…

■東京大会は警備が困難

世界中から多くの人が集まる一大イベントであるオリンピック。パラリンピック。テロや犯罪、事故への対策は? 「これまでの大会ではいくつかの競技会場が同じパーク(エリア)の中にあり、そこに集中して競技が行われる。この場合はパークを守ればいいんですけど、東京大会はこうしたパークというものがなく多くの会場がそれぞれ独立したエリアにあるので、たくさんの会場を同時に守らなければいけないということが非常に警備を困難なものにしていると考えています」

■最新システム「顔認証」導入

東京大会はオリンピックは42の競技会場、パラリンピックは21の競技会場で行われる。今回、最新のテクノロジーが警備システムに導入された。それは、「顔認証システム」だ。 「ベニュー(会場)等に入る際には身分証の写真とその人が同一人物か確認して入るというのが常であったんですが、これまでの大会ではそれを目視によって行っていましたが、我々はこれを顔認証装置、機械の力、科学技術の力によって行うことでヒューマンエラーをいっさいなくすということで取り組んでいます」 オリンピック・パラリンピックで全ての関係者を対象にした本格的な顔認証システムが導入されるのは初めてのこと競技会場や選手村など全会場に設置される予定で、入場時間や人員削減にもつながりコロナ対策にも一役買うという。

■民間警備員1万4000人

広域にわたる会場で警戒対象が拡大し民間の警備員の必要性が高まる。過去の大会では、開催直前に警備員不足が問題となったことから、現在、100を超える警備会社から1万4000人以上の警備員を集めている。 「JV(警備共同企業体)という過去大会において土壇場で民間警備が集まらなかったということこれを反省しセコム・ALSOKの協力を得て広くオールジャパンの警備会社から警備員を募ろうという取り組みがある」 「機械警備、交通誘導、人につくような警備、さまざま得手不得手あるんですがそれぞれが多く集まっていただいて得意なところをいかして割り振って、分担してやっていくということはひとつの大きな醍醐味です」

【関連記事】