夏のシミケア&対策でのNG行為心当たりありませんか? ケアアイテム選びのポイントも紹介
こんにちは、美容研究家のにらさわあきこです。 連休前にうっかり日差しを浴びてしまったら、左右の頬に大きなシミが浮き出てきました……。もしかしたら肝斑かも? なんにせよ、私史上、最大の濃さと大きさで、ファンデーションを塗ってもカバーしきれません。しかも今からさらに紫外線が強くなる季節。しっかりケアをしなくては! 【画像】美容クリニック医師が太鼓判を押すスキンケアアイテムを見る ということで、今回は美容クリニックの医師に、今のシーズンに行うべきケアの方法を教わってきました。
●バリア機能が崩れやすい
お伺いしたのは、東京・白金台にある「BIOTOPE CLINIC(ビオトープクリニック)」院長の苅部淳先生。苅部先生には、以前にも夏にできたシミのケアについて詳しく教えてもらいました。 今回は、まさに紫外線シーズン中のケアということになるのですが、なにか違いはあるのでしょうか? ●ビオトープ クリニック 「今の季節に気をつけてほしいのは、肌にダメージを与えないことです。そのためには、洗顔回数を減らしてほしいですし、正しい洗顔方法をしっかり行ってほしいです」(苅部先生、以下同) 先生によると、紫外線を浴びた肌はダメージを受けているために、今の季節は通常よりも肌のバリア機能が崩れていたり、崩れやすくなったりしているのだそう。そのため、洗顔には、特に気をつけてほしいとか。 「そもそも、皆さん、顔を洗い過ぎなんですよ。肌には常在菌と言って、菌がすんでいるからこそ、正常な皮膚を作り、バリア機能をキープしているのです。でも、洗顔をし過ぎると、大切な菌まで洗い流してしまいます。『洗顔=摩擦=摩擦は良くない』と思われがちなため、摩擦を起こさないなら洗顔をしてもいいんだと誤解する人も多いようですが、それだけではないのです。常在菌を洗い流さないためにも、洗顔はできるだけ行わないのが正解です」 苅部先生によると、洗顔はできれば夜一回だけにして、刺激の強い成分が入ったものを使わないで行うべきだそう。 「クリニックに来る患者さんにも毎回説明しているのですが、界面活性剤の入った洗顔料やクレンジングを使うのは本当に肌に悪いです。洗顔料は、界面活性剤が入っていないかをしっかりチェックしてから使うようにしてください」