<冬ドラマ>ゾンビ出現で一変した世界、ぬいぐるみと会話 “異色設定”作に注目!
2021年1月期のドラマが本格的にスタート。今期もラブストーリーや刑事もの、ヒューマン系などが顔をそろえているが、ゾンビの出現により一変した世界を舞台に描く「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系)を筆頭に、ジャンルを一口には言い表せない作品もラインアップされている。小芝風花さんがぬいぐるみや植物と会話できる主人公を演じる「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(テレビ朝日系)、人気グループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さんが過去に戻って妻を入れ替えようとする「知ってるワイフ」(フジテレビ系)、岡田結実さんが現代に現れた江戸の花魁に扮(ふん)する「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(読売テレビ・日本テレビ系)という、異色設定の4作品の見どころを紹介する。 【写真】竹内涼真&中条あやみが制服姿で「笑ってはいけない」に! “失敗”に反省も
◇GP帯連ドラで“異例”のゾンビ題材 竹内涼真が茶髪、ひげでイメージ一新
竹内涼真さん主演の「君と世界が終わる日に」は、恋人の来美(中条あやみさん)にプロポーズをしようとしていた主人公・間宮響(竹内さん)がトンネル崩落事故に巻き込まれ、命からがらトンネルを脱出すると、ゾンビにより平和な世界が崩壊。間宮は極限状態の中で来美を捜す……というストーリーが展開する。ゾンビが登場する海外ドラマや映画は多数あるが、ゴールデンプライム帯(午後7~11時)に放送される日本の連続ドラマでは、異例と言えるのではないだろうか。
同作のティザービジュアルは、「緊急速報をお伝えします。」という文字のほか、黒く塗りつぶされたニュース原稿、燃える街並みと、世界の終末を表現。塗りつぶされていない文字を読むと、あるメッセージが読み取れるという凝ったデザインになっている。また、公式サイトのタイトル部分の「世界」をクリックして回転させると“隠しサイト”に入ることができる。
今作での竹内さんは、これまでの爽やかなイメージを一新。生き残りを懸けた“サバイバー”の響を演じるため、髪を短く切り、人生初だというブリーチで茶髪に。さらにひげを生やすなどして熱心に役作りした。予告映像では、竹内さんが弓矢をひくアクションを披露していて、ゾンビとの格闘シーンや、絶望の中で生き残ろうとする主人公の心情を細かに表現する竹内さんの演技が楽しめそうだ。17日から毎週日曜午後10時半放送。