会社にいる面倒な“お局”、どう対応? 3つの心理学的対処法
アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』の配信です。人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。『OLセラピー』では、よりよいOL生活を楽しんでもうらうために、「疲れない心」を育てていく連載です。 さてさて、今回ご紹介するのは「お局さんに振り回される」ことへのお悩みです。 ココロが楽になる【OL心理学】一覧はこちら 【今回のお悩み】 職場のお局さんが、私に何回も同じ話で笑いを求めてきます。正直、作り笑いが大変です。ちゃんと聞いてあげないと不機嫌になってしまうので、毎回あたかも初めて聞いたかのようなオーバーリアクションが必要です。 しかし先日、そんな姿を見た同僚から「機嫌取りをしているの?」と言われてしまいました……。 確かに機嫌取りだけど、同僚からも悪く思われたくない……。どうすればよいでしょうか? (24歳・看護師・Mさん)
同じ話を何度もするお局さん(以下・Oさん)。場を盛り上げてくれることはいいことだけど……毎度リアクションを期待されるのは辛いですよね。 厄介なのは、聞く側の態度によって機嫌が左右されてしまうという幼稚性。 ここには「自分を見てほしい!」という自己顕示欲の強さが出ています。 また、自分が同じ話を何度もしているとは気づかず、話を聞く側の気持ちを考えていない、自分中心な人とも言えます。 きっと他の同僚も、心の中では「またか~」と思っていることでしょう。 その中でも、特に理想的なリアクションをしてくれるMさんにターゲットが向いてしまったのですね。 でもMさんばかり負担が増し、さらに周りから嫌味を言われてしまうのは本望ではありませんよね。 ここは、“誰からも振り回されない自分”を上手に育ていく必要があります。 では早速、“誰からも振り回されない自分”になるために、この3つを実践してみよう! 1.自分軸で考える 2.「機嫌取り」でなく「仕事」のためと考える 3.少しづつ距離を広げる