松井大輔が考える日本代表・中国戦“理想のスタメン”は? 注目プレーヤ―として挙げたのは…「違いを作れる選手がいないので」
吉田と冨安を欠くCBは…
Y.S.C.C.横浜に所属する元日本代表MFの松井大輔が、DAZNで配信中の「やべっちスタジアム」にゲスト出演。1月27日に埼玉スタジアム2002で開催されるカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦に向け、森保ジャパンの理想スタメンを挙げた。 【PHOTO】W杯アジア最終予選中国、サウジアラビア戦に臨む日本代表招集メンバーを一挙紹介! フォーメーションは4‐3‐3を採用。GKはこれまで通り権田修一(清水)で、吉田麻也(サンプドリア)と冨安健洋(アーセナル)を故障で欠くCBは、右に植田直通(ニーム)、左に板倉滉(シャルケ)をチョイスした。 「縦への強さがある植田選手と、カバーリングができてバランスが取れる板倉選手のコンビネーション。右利きの選手が左をやるのは難しさもあると思うけど、板倉選手ならできるんじゃないかな」 SBは右に酒井宏樹(浦和)、左に長友佑都(FC東京)と従来のレギュラーコンビ。後者については、「後半から中山(雄太/ズウォーレ)選手でもいいかな」と語っている。 中盤は「この3人は安定している」と評価したトリオだ。アンカーに遠藤航(シュツットガルト)、右インサイドハーフに田中碧(デュッセルドルフ)、左インサイドハーフに守田英正(サンタ・クララ)を選出した。 「調子をいい選手を選びました」という前線は、右ウイングに伊東純也(ヘンク)、左ウイングに南野拓実(リバプール)、CFに大迫勇也(神戸)をセレクト。「南野選手は最近ゴールを決めているので。シーズン中でもありますし、身体のキレはすごく良くなっているんじゃないかな。そろそろ決めてほしいなと思います」と期待を込めた。 続けて交代選手にも触れ、「後半から足の速い前田(大然)選手が出て、1点取った後、カウンターでもう1点取るとか。セルティックでもゴールを決めていますし、スピ―ドのある展開からゴールを奪ってほしい」と話した。 そして、注目選手に挙げたのが、MF久保建英(マジョルカ)だ。推奨スタメンには入れなかったものの、流れを変えられる存在と見ているようだ。 「違いを作れる選手はなかなかいない。ドリブルでひとりを剥がしながら、フィニッシュまで持っていける。最終予選なので1-0、0-0と拮抗した試合になると思うんですよ。 後半10分とか15分ぐらいから交代で出てきたら、より違いを出せるんじゃないかな」 また、久保が先日のカップ戦で決めたFKについても言及し、「代表で見たい。日本代表はセットプレーでなかなか得点がない。キッカーとして質もあるので、得点源になってくれれば有難い」と続けている。 果たして森保一監督は、いかなる11人を選ぶのか。とりわけCBの人選に注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部