11月企業倒産件数841件 11年ぶり年間1万件超える可能性
全国の企業の倒産件数が、11年ぶりに年間1万件を超える可能性が高まっています。 東京商工リサーチによりますと、11月の企業の倒産件数は841件、前年比+4.2%でした。これで2024年1月からの累計倒産件数は9164件となり、2023年1年間の8690件を上回りました。東京商工リサーチは、2013年、1万855件以来、「11年ぶりに年間倒産件数1万件超えが視野に入ってきた」としています。 【映像】11月の企業倒産件数が841件 物価高関連の倒産650件はすでに2023年646件を上回り、社会保険料を含む税金関連の倒産は2023年の倍以上の前年同期比+103.7%、165件と、2018年の105件を抜き年間最多を大幅に更新しています。 東京商工リサーチは、全国9地区すべてで倒産件数が「前年を上回る見込み」だとして、「倒産増の潮流は全国に広がっている」と分析しています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部