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甲子園優勝監督・金城孝夫の“心を育てる野球”「人間性の豊かな子を育ててから」

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FNNプライムオンライン

朝は“校内の清掃”に“読書や勉強”…名将の「心を育てる野球」

新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園が中止となったが、各地域では独自の地方大会が開かれている。 【画像】感性を磨くために図書室で勉強会 愛知県の大会に出場している愛知黎明高校の金城孝夫監督は、甲子園で優勝経験もある名将だ。子供たちの夏の甲子園の夢が絶たれた今、目指しているのは「心を育てる野球」だ。 金城監督: 甲子園が中止になったけど先生の方針は、チーム内競争でよりベストのメンバーを選んで戦いに行く。甲子園が無くなったから、特別に3年生だけの大会にする、これ考えたこともありません 甲子園という大きな目標を失った高校球児にこう話すのは、愛知黎明高校の金城孝夫監督、66歳。 沖縄尚学高校の監督として、甲子園優勝の経験もある名将だ。 2019年4月母校に戻り、この夏、生徒の「心を育てる野球」で愛知の頂点を目指す。 愛知県弥富市にある愛知黎明高校。 野球部では朝、掃除の時間を設けている。 野球部員: 野球以外のことでもしっかり細かいところに目を配りながら周りをみてやることで、野球にも生かしていけると思っている。そういうところに関して、掃除は大切だと思います さらに掃除の後は、図書室で読書や勉強の時間。 金城監督: 野球は感性のスポーツだから、感性を磨くために読書。それがやっぱり、テストが近づくとテスト対策もしないといけないから、勉強会に置き換えているということですね

新天地で成し遂げた念願…甲子園出場を逃し続けて気づいた“意外な効率”

金城監督は中京大学を卒業後、愛知黎明高校の前身、弥富高校で監督に就任し、20年にわたり指導。あと一歩のところで甲子園出場を逃し続けていた。 金城監督: (弥富高校監督当時は)夜11時、12時まで練習をしても勝てない…。練習は嘘をつかないかもしれないけど、(長時間練習すると)練習をやる子供が嘘をつく、というか手抜きをする。そうすると効果が上がらないということに気づいて、それだったら嘘をつかない、人間性の豊かな子を育ててから、野球を教えたほうが早いんじゃないかなって 転機となったのは、故郷・沖縄での監督就任だった。 ここで今の指導の原点である「心を育てる野球」に重きを置いた指導に方針を切り替えた。 すると監督として初めてチームを甲子園へ。沖縄県勢初の優勝を果たし、これまで春夏あわせて6度、甲子園へ導いている。

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