北朝鮮の拉致「決して諦めない」 帰国求め集会、石破首相も出席
北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める「国民大集会」が23日、東京都内で開かれた。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で、被害者家族会代表の拓也さん(56)は「(日本政府は)北朝鮮の工作謀略に乗ることなく、毅然とした外交を貫いていただきたい。私たちは決して諦めない」と呼びかけた。 【写真】「北朝鮮のスパイ」にでっち上げられられた男性 始まった拷問
石破茂首相も出席し、「全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現しなければならない」と述べた。 拉致被害者の曽我ひとみさんは、1978年に新潟・佐渡で一緒に拉致されてから再会できていない母ミヨシさんが来月で93歳になるとして「少しの時間でもいいので親孝行をする時間を与えてください」と語った。