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ヤクルト・長谷川宙輝 中継ぎ左腕として急上昇/わがチームの速球王

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 潜在能力が、開花し始めている。昨季までソフトバンクの育成選手だった左腕・長谷川宙輝の武器は、力強い直球だ。周囲を驚かせたのは、3月3日に行われたソフトバンクとのオープン戦(PayPayドーム)。3番手で8回に登板し1回を無安打無失点に抑え、直球は自己最速を3キロ更新する153キロを計測した。  投球の基本は直球だが、「スピードを出そうと思っていないです」と、決して球速には固執しない。高津臣吾監督は「ヤクルトにはいないタイプの投手だと思いますし、左で球に力があるのはすごい魅力」と高評価。そのうえで「大事な場面で行くことも多くなると思う。いろいろな経験をさせて、成長させていかないといけない」と今後に期待した。  ハングリーさも魅力の一つだ。オフシーズンは、ソフトバンクのエース・千賀らとともに、動作解析の専門家である鴻江寿治氏が技術指導を行う福岡県内の「鴻江スポーツアカデミー」で投球動作などを確認。埼玉・戸田球場では一人黙々とランニングを繰り返すなど、真摯に野球に取り組む21歳だ。  東京都小平市出身で、幼少期はヤクルトのファンクラブに入り、青木宣親のファンだったという長谷川。東京・聖徳学園高時代も神宮球場での登板はなく、3月7日のロッテとのオープン戦(神宮)で初めてあこがれのマウンドに立った。1回を3者凡退に抑え、直球を決め球として2三振を奪う快投。新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客だったため「変な緊張感はありました」としつつも「投げやすかったです」と笑みも浮かべた。 「より一層頑張って、一軍のマウンドで投げられるように」。自慢の速球でポジションを勝ち取る。 写真=小山真司

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