折田涼夏、「こんなビジュアルで出たらヤバい」SNS界から加工なしの世界に進出への努力
「アンチは私を超えてから発言して」
現在はモデル業やテレビ出演などでマルチに活躍する折田。慣れないことで苦戦することもあるそうだが、SNSの世界で戦ってきたことでメンタルは鍛えられたと語る。 「振り返ってみると、ずっと追い詰められていたような感覚があるんですよ。フォロワーの方が増えても『うれしい』という感情より『もっと数字を伸ばさなきゃ』『もっと動画を撮らなきゃ』『もっと垢抜けなきゃ』という焦りのほうが大きかったですし。周りもすごい方がたくさんいたので、『勝たなきゃいけない!』とアスリートみたいな気持ちになっていました」 敵はライバルのインフルエンサーだけではない。影響力が増すとともに、アンチの数も増えていった。「最初はメンタルが“わたあめ”すぎました」と振り返る折田だが、叩かれるたびにタフさを身につけていく。 「うちの家族って『嫌だったら辞めろ』というタイプなんですよ。『アンチを気にするくらいだったら、わざわざ好き好んでやる必要ない』という考え方ですよね。でも、確かに言われてみたらその通りなんですよ。そもそも顔も出せないような人に何を言われたところで、気にするのがバカらしいなって気づきまして。今はもう何とも思わなくなりましたね。相手にするだけ時間の無駄。『ワーワー騒ぐ人は、私を超えてから発言してくれ』というマインドでいます」 20歳となった折田は、現在、大きく飛躍する季節を迎えている。ファッショニスタであると同時に卓越した発信力も備わっているため、今後はますます幅広く活躍していくことだろう。 「興味あることは何でもやってみたいんです。でも、今は美容のことに一番関心が向いているかな。ずっと愛用してるスキンケアブランドさんのCMに出るとか、好きなコスメブランドさんと共同開発したりとか……。夢は広がりますよね。そのためにも向上心を忘れずに頑張っていけたらと思います」
小野田 衛