【イケメン】『約束のネバーランド』が実写映画化!板垣李光人が感じた映画の世界観とは?
人気コミック『約束のネバーランド』が実写映画化。謎に包まれた孤児院から脱出する子どもたちのリーダー的存在であるノーマン役に挑んだ板垣李光人(いたがき りひと)さんにインタビュー! 二次元の原作を三次元で描く中での撮影裏話も聞いてきました。 >>オリジナル記事を読む! 【イケメン】『約束のネバーランド』が実写映画化!板垣李光人が感じた映画の世界観とは?
撮影中は子どもたちを見守るおじいちゃんみたいでした
――ノーマンは白髪と青い瞳が目を引くキャラクターですが、役作りでこだわった部分を教えてください! 「二次元の原作を三次元で描く場合、バランスを間違えるとビジュアルに違和感が出てしまうので。前髪の色や長さ、カラコンの色みなど、何度も打ち合わせを重ねて外見を作っていきました。孤児院のセットが原作の世界観を見事に反映していたので、撮影現場ではすんなり物語に入っていくことができましたね」
――頭脳明晰だったり、仲間思いだったり、ノーマンは魅力が多い人物。実際の板垣さんと重なる部分は?
「まず、僕は誇れるほど勉強ができるわけではありません(笑)。が、これまで『年齢の割に落ち着いている』と言われることが多かったんですよ。あまり感情を表に出さずに、一歩引いて俯瞰で物事を見ている。そういう部分はノーマンに近いのではないかと。実際に、撮影の合間にワチャワチャと遊んでいる子どもたちを少し離れて見守っている時間が多かったです」
――“約ネバ”は食用児として鬼に献上されるために飼育されていた子どもたちの物語。衝撃的な世界観の作品を実写化することにどんな意義を感じましたか?
「漫画やアニメも観客がフィクションの世界に没頭しやすいですが、理不尽に立ち向かう子どもたちの葛藤や、親子の愛情って、生身の人間が演じるからこそリアルに伝わると思うんですよね。2020年はたくさんの人が死を身近に感じて、生きることを見つめ直したと思います。現実の世界ではまだまだ逆境が続いているなかで、この映画を通して、子どもたちの姿から勇気を少しでも感じていただけたらなと」
――板垣さんはジェンダーレスな美しさでも注目を集めている存在です。普段のファッションやメイクで心がけていることは?
「洋服のサイズ感やメイクのカラーバランスなど、意識していることはたくさんありますが、いちばん大切にしているのは『自由であること』です。流行や他者の目を気にせず、好きな格好で堂々と歩いている人を街中で見かけると、僕は美しいなって思うので。今後も自分にリミッターをかけずに、もっと自由にファッションやメイクを楽しめるようになりたいですね」 トップス¥116000/MATT(. YUEQI QI) その他/スタイリスト私物 ●商品情報はViVi2021年2月号のものです。