【スケボー】赤間凛音が日本勢トップの2位「前より成長できた」パリ五輪メダリストが表彰台独占
<スケートボード:ストリートリーグ(SLS)東京大会>◇女子決勝◇23日◇東京・有明アリーナ 今夏のパリ・オリンピック(五輪)銀の赤間凛音(りず、15)が、30・1点で日本勢トップの2位となった。 選出されながらも、練習中の負傷により欠場した昨季の東京大会の悔しさを晴らし、「自分らしい滑りを日本の皆さんにも見せられたと思う」と胸を張った。 45秒間に技を連発する「ラン」2回、一発技で争う「ベストトリック」5回の合計7回を行い、ベストスコア4つの合計(ランは上限1つのみ)で順位を争う。赤間はベストトリックの最終試技で、「元々やる技は大体決めていた」と得意の大技「バーレーグラインド」を成功。「最後の1本でちゃんと決めることができてよかった」と声を弾ませた。 昨年のケガを経験して以降に本格的にトレーニングを開始。現在も毎日の体作りを欠かさず、「体も強くなったし、成績もそこから伸ばせるようになった。前より成長できた」と実感を込めた。 パリ五輪銅のライッサ・レアウ(ブラジル)が30・7点で優勝。同大会金の吉沢恋(ACT SB STORE)で3位に入り、五輪メダリストが表彰台を独占した。 SLSは10年に設立。完全招待制で年に4回行われ、全ツアーでの総合ポイント上位3人による「スーパークラウンファイナル」に進出する。今大会はアジア史上初めての開催となった昨年大会に続き、2年連続の日本開催となった。