志田未来、幼い頃からの“演技派”の異名にプレッシャー感じるも「女優以外の道はない」
現在放送中のドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に、主人公・朝顔と同じ法医学者・安岡光子役で出演中の志田未来。役者デビューを果たしたのは7歳、今年で芸歴20年を迎える。2010年「日本アカデミー賞新人賞」のほか、多数の賞を受賞し、杉咲花や松岡茉優をはじめ、彼女に憧れる女優も多数いる。幼い頃から「演技派」と呼ばれ、プレッシャーや重荷はなかったのだろうか。今も第一線で活躍し続ける強さの理由とは。 【写真】「どんどん綺麗になってる…」27歳の大人の表情を見せる志田未来フォトギャラリー ■月9初の2クールドラマ、魅力は“没入感”と“心情描写の細かさ” ――コロナ禍に撮影がスタートした『監察医 朝顔』シーズン2ですが、以前と比べて大変なことも多いのでしょうか。 【志田】撮影仕様がガラリと変わりました。家を出る前に検温し、フェイスシールドをつけて移動するとか、現場に入る前にアルコール消毒するとか。飲食のシーンでは、スタッフさんがその都度手袋を替えて出してくれたり、直前までラップがしてあって、自分の物は自分で触るというルールに変わりました。 ――コロナ禍で撮影が延期になってしまいましたが、再集結の時はどんな雰囲気だったのでしょうか。 【志田】皆さんに会えたときはすごく嬉しかったです。最初は同窓会に参加したような気分でした。実は前回打ち上げのときに「またみんなで会えたら良いね」「会えそうな気がするよね」という話をしてお別れしていたので、それが1年後に叶ってすごく嬉しかったです。 ――月9初の2クール連続作品となりますが、2クールならではの魅力を感じるのはどんなところですか。 【志田】話が駆け足にならないところは、すごく良いなと思います。1話1話、登場人物1人ひとりの心情を丁寧に描けるのは話数が多いからならではなのかなと。それに、大きな事件を解決するような起承転結がある物語が多いなか、この作品は普通の日常を切り取ったような作品なんです。日常を丁寧に描けることで、視聴者の皆さんも作品の中に入ったような感覚になれるところが魅力だと思います。