2021年をプレイバック! 世界で最も華やかなウエディング9選
パーティ! パーティ! パーティ! アメリカの『タウン&カントリー』誌が2020年4月に予測したとおり、2021年には長らくごぶさたしていたお楽しみが帰ってきました。先陣を切るようにとびきり贅沢な結婚式を挙げ、おおいに注目を浴びたのは、上流社会の花嫁たち。コロラド州で行われたリリー・コリンズのおとぎ話のような結婚式から、カリフォルニアで繰り広げられたパリス・ヒルトンのお祭り騒ぎ、ヨーロッパでのロイヤル・ウエディングまで、2021年に催されたビッグ・ウエディングを9つご紹介します。 【SNS】レースが素敵! パリス・ヒルトンのウエディングドレス姿
パリス・ヒルトンとカーター・リウム
結婚式場となったのは、亡くなったパリスの祖父であるバロン・ヒルトンの所有していた高級住宅地ベル・エアの豪邸。パリスがセレモニーで着用したのは、オスカー・デ・ラ・レンタのカスタムメイドドレスで、たくさんの花の刺しゅうと、チュールのスカートが特徴。巨大テントの下での披露宴では、さらに3着のウエディング・ドレスにチェンジ! 1着目は、ガリア・ラハヴによるオフショルダーのチュールドレスで、次はオスカー デ ラ レンタのミニドレス。最後に着たのが、パールやスパンコールをちりばめた、パメラ・ローランドによるフルレングスドレスだったそう。一方、カーターの方はシンプルに、エルメネジルド ゼニアの紺のタキシード1着。翌日は、サンタモニカ・ピアで、カーニバルをテーマにしたパーティ。ネオンカラーのドレスコードに合わせて、パリスは全身ショッキングピンクのいでたちで登場したしたのだとか。3日目は、再びベルエアの豪邸でブラックタイ着用のパーティで、この日のパリスは輝くクリスタルの星をちりばめたオスカー・デ・ラ・レンタのドレスを着用。そして、当然のことながら、こうした過程のすべてはリアリティ番組『パリス・イン・ラブ』で13話に分けて配信されています。
アイヴィー・ゲッティとトビアス・アレクサンダー・エンゲル
石油王ジャン・ポール・ゲッティの曾孫であるアイヴィー・ゲッティと写真家のトビアス・アレクサンダー・エンゲルの結婚式が行われたのは、ゲッティ一族の豪邸があるサンフランシスコ。いくら人脈が広い人でも、これだけのゲストはそろえられないだろうという顔ぶれで、式を執り行ったのは下院議長のナンシー・ペロシ、DJを担当したのがプロデューサーでDJのマーク・ロンソン、ウエディング・ドレスのデザイナーはジョン・ガリアーノで、メイド・オブ・オナーには、女優でモデルのアニャ・テイラー=ジョイ、カリフォルニア州知事のギャヴィン・ニューサムも参列したという具合。3日に及んだお祝いの内容も多彩で、初日はイベント会場「パレス・オブ・ファイン・アーツ」を 使って、1960年代をテーマとしたパーティー。翌日はピクニックランチで、二日酔いのゲストたちには点滴の用意も。お次はランやバラ、鮮やかなペルシャ絨毯で一変した市役所でのセレモニーで、その後の披露宴会場は、花嫁の祖父母が所有していた伝説の邸宅。博物館級の印象派絵画や中国の陶磁器、ロシア製のシャンデリア、フランスのアンティークが並ぶ中、ディナーとダンスを楽しんだそうです。