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383日ぶり勝利の錦織圭、サーブフォーム改造 実った「ゼロポジション」

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スポーツ報知

◆テニス イタリア国際 第1日 ▽男子シングルス1回戦 錦織(6―4、7―6)ラモス(14日・ローマ)  男子シングルス1回戦で、世界ランク35位の錦織圭(30)=日清食品=が昨年8月下旬の全米オープン以来、383日ぶりの勝利を挙げた。昨年10月の右肘手術、今年8月の新型コロナウイルス感染を経た復帰2戦目で、同44位のアルベルト・ラモス(32)=スペイン=を6―4、7―6のストレートで下した。4大大会の全仏オープン(27日開幕・パリ)に向けても弾みをつけた。  錦織は右肘手術のリハビリ過程で、日本テニス協会男子日本代表担当の高田充コーチ(51)とサーブフォームの改造に取り組んだ。従来は打点の高さを意識しすぎて、打つ際に頭と右腕の角度が狭く、ラケットが体の正面に振り下ろされる形で手首や肘の負担が大きかった。故障を防ぐために「ゼロポジション」と呼ばれる人体の構造的に最も力が出る位置で打てるフォームを模索した。  脇と腕が作る角度が140度になるように修正。打点が下がっても無理なく力を伝えれば球威は増す。理論を理解した上で、毎日約2時間の練習はリハビリから、ボールやホース、ペットボトルで手作りした筒などを投げ、3月の離日時点で高田コーチの理想を70%体現できるまでになった。  18年全米の第1サーブ平均は166キロ、この日は169キロで55%入った。プレー同様「初戦よりよくなっている」感覚を大事に、試合で自分のものにしていく。(大和田 佳世)

報知新聞社

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