被災者の心のケア拡充 石川・輪島市内に拠点整備へ
地震や豪雨など相次ぐ災害に見舞われた被災者の心身の健康をサポートするため、石川県は今年度、輪島市内の商業施設に新たな支援拠点を設けます。 【写真を見る】被災者の心のケア拡充 石川・輪島市内に拠点整備へ 輪島市宅田町の商業施設「ワイプラザ」の一角に新たに整備される「石川こころのケアセンター」は、常駐する医師や保健師らが避難所や仮設住宅を訪問し、被災者からの相談に対応するほか、行政職員や災害復旧にあたる支援者らの心のケアも行います。 県は7月、金沢市の青和病院に広域避難者などを対象とした相談拠点を開設しましたが、9月の奥能登豪雨以降、精神面で不調をきたす被災者が増えることが懸念されることから、輪島市にも新たに拠点を設けることにしました。 石川県・馳浩知事「2拠点体制により、こころのケアを必要とする方々にいち早く適切な支援をしていく」 県は整備に必要な予算として、3000万円を12月補正予算案でに計上しています。
北陸放送