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【今月の寅さん:7月編】寅さんが赤ん坊を育て、猛勉強に取り組む!「男はつらいよ」シリーズ4作品が放送!

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MOVIE WALKER PRESS

名匠・山田洋次監督の代表作で、渥美清演じる車寅次郎こと“寅さん”が、毎回温かい笑いと感動を届けてくれる国民的映画「男はつらいよ」。現在、BSテレ東ではシリーズ計49作品の4Kデジタル修復版を毎週土曜日に放送する「土曜は寅さん!4Kでらっくす」を展開中で、7月には第14~17作が登場する。さて、今月の寅さんはどんな騒動を巻き起こすのか? 【写真を見る】リリー再登場の『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』 ■赤ん坊の世話にてんやわんやする『男はつらいよ 寅次郎子守唄』(74)<7月4日放送> 旅先の九州・唐津で、女房に逃げられた男から赤ん坊を託されてしまった寅次郎。仕方がないので、赤ん坊と共に帰郷した彼を見て、とらやの面々は「寅に子どもができた!」と大慌て。その対処に難儀していたある日、赤ん坊が高熱を出してしまい、病院に連れていくことする。しかし、とらやの人たちにはある不安が。それは、病院で働く美人看護師の京子(十朱幸代)に寅次郎が惚れてしまわないかということだった。 本作から3代目おいちゃん(車竜造)の下條正巳が登場し、第48作まで出演し続けた。寅さんに京子を会わせまいとする人々のリアクションが笑いを誘う一方で、中小企業に従事する人々の境遇、看護師の労働問題も扱っている。 ■『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(75)<7月11日放送> 通勤途中で不意に蒸発したくなったと言う重役サラリーマン、兵頭謙次郎(船越英二)と共に、寅次郎は旅をしていた。その道中で、函館のラーメン屋に入った彼は、そこでリリー(浅丘ルリ子)に再会する。かつて寅次郎とはどこか惹かれ合いながらも、別の男性と結婚したリリーだったが、二年も経たずに離婚していた。彼女を加え、気ままな旅を楽しむ三人。しかし、あることがきっかけで、寅次郎とリリーはケンカになり、そのまま別れてしまう。 兵頭から贈られたメロンが原因で寅さんとリリーが争う“メロン騒動”、雨の降る柴又駅へ寅さんがリリーを迎えに行く“相合い傘”シーンなどの名場面も登場する。 ■『男はつらいよ 葛飾立志篇』(75)<7月18日放送> とらやに御前様(笠智衆)の姪で、大学で考古学の助手をしている筧礼子(樫山文枝)が下宿する。喫茶店で彼女と出会った寅次郎は、知的な彼女にやはり惚れてしまう。礼子とお近づきになるため、学問に目覚めた寅次郎。伊達眼鏡をかけ、彼女に家庭教師をしてもらいながら、猛勉強を開始する。 物語の序盤で、「寅さんが実の父親では?」と思ってとらやに訪ねて来る女学生を、人気アイドルだった桜田淳子が演じる。また、礼子の恩師であり、密かに彼女を思慕している大学教授の田所役で小林桂樹が出演。彼が当時大ブームになった映画やテレビの「日本沈没」で演じた地震学者と同じ名前で登場する。 ■『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(76)<7月25日放送> 上野の飲み屋で一人のみすぼらしい老人と出会った寅次郎は、彼をかわいそうに思い、とらやに連れ帰る。実はその老人は、日本画の大家、池ノ内青観(宇野重吉)だった。彼からお礼として渡された絵をめぐり、とらやで騒動が起き、寅次郎は再び旅に出る。その旅先の兵庫県龍野で青観と再会した彼は、市長が催す接待の席に誘われ、そこで「ぼたん」という名の気風の良い芸者(太地喜和子)と意気投合する。 青観の正体がわかった後も、態度を変えず、自分のスタンスで交流する寅さんの魅力があふれる作品。青観のかつての恋人、志乃役で岡田嘉子が久しぶりに日本映画に復帰。青観が志乃に別れたことを後悔している旨を伝えるシーンは、シリーズ屈指の名場面と言われている。 文/トライワークス

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