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太陽光充電の破砕機開発 中山鉄工所(武雄市)

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佐賀新聞

 武雄市の中山鉄工所(中山弘志社長)は、太陽光で充電して自走するバッテリー装備の破砕機の開発を進めている。昨年の佐賀豪雨で被災した経験を念頭に、非常用電源としての活用も想定。来年度の販売を目指している。  同社の破砕機は、砕石工場や解体現場、土木工事現場などで使われている。バッテリー装備の破砕機は3年前に開発・完成させていたが、破砕能力を上げようと改良を重ねていた。  そんな中、会社を襲ったのが昨年8月末の佐賀豪雨。バッテリー装備の破砕機は水につかり、一から造り直さなければならなくなった。こうした水害の経験から、「災害時にも対応できる機械を造ろう」と自然エネルギーで動く破砕機の開発に着手した。  最初に開発したバッテリー装備の破砕機に比べ、充電時間を30分の1に短縮。約2時間の充電で約4時間使用できるようにした。過剰充電への対応も必要で、「電気自動車と同じくらいの安全装置を備えなければいけない」とデモ機で試験を重ねている。  非常用電源としての活用に加え、電気のない国や地域での活用も視野に入れている。同社の担当者は「破砕機の枠を超えた付加価値のある製品を完成させたい」と話している。(中島佑子)

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