【ベラトール】ピットブルが強打見せ王座奪取!AJマッキーはプロ19戦で初黒星
Bellator MMA 格闘技イベント『BELLATOR 277』 2022年4月16日(土・日本時間)米カリフォルニア州サンノゼ ▼第14試合 フェザー級タイトルマッチ ●AJ・マッキー(米国/王者) 判定0-3 ※46-49、47-48×2 ○パトリシオ・ピットブル・フレイレ(ブラジル/同級1位) ※ピットブルが新王者に 【動画】ピットブルの豪腕オーバーハンド!マッキーがフラッシュダウンした瞬間 両者は昨年8月のフェザー級WGP決勝及びタイトルマッチで激突。挑戦者のマッキーがギロチンチョークを極めて1R1分57秒の一本勝ちを収め、WGP優勝と共に新王者に輝いた。 ピットブルが力を発揮する前での早い決着だったこともあり、早期のダイレクトリマッチが実現するが、今回の対戦は、デビュー18戦無敗のマッキーが返り討ちか、ピットブルが雪辱を晴らすのか。 1R、マッキーが左ミドル、バックスピンキックと遠目の距離で戦うと、ピットブルは近づいて左右ローからワンツーを放つ。お互い距離を探り合う。 2R、距離が縮まった両者、お互いローキックを蹴り合う。ピットブルが前進しながらパンチ連打。しかし、マッキーが軽いバックステップで被弾を許さない。ピットブルの左ローが何度も入り、マッキーの前足にダメージを与える。 3R、ピットブルの右オーバーハンドがヒットしマッキーがフラッシュダウン!しかし、片ヒザをついたマッキーがそのままタックルし、テイクダウンに成功。スクランブルで立ち上がったピットブル。 4Rは、疲労の色が見えながらも、至近距離で打ち合い始める両者。マッキーがジャブ、左ミドルを当てるなど優位な場面も出始める。 5Rにはマッキーがピットブルをそり投げからテイクダウン成功させる場面も。ピットブルはすぐに立ち上がる。お互い再び疲労困憊ながらも、至近距離でスタンドの打ち合い。終盤、ピットブルがジワジワと前進しながら打撃で攻め続け反撃しラウンド終了。 判定は3-0でピットブルが勝利。ダイレクトリマッチを制し、ベルト奪還に成功した。一方のプロ19戦目にして初黒星を喫したマッキーは判定を聞いた瞬間、納得のいかない表情を浮かべた。