なぜ韓国にロールス・ロイスは「プライベート・オフィス」を開設? 日本の販売台数の半分程度のマーケットでも強く主張する国民性ゆえか!?
AMWノミカタ
ロールス・ロイスの特別注文を受けるプライベート・オフィスを日本ではなくソウルに新設したことは少し驚きであった。2024年1月~10月の販売台数を見ても韓国は150台で前年比-38.5%と落ち込み、日本と比べても半分くらいの台数しか販売していない。販売台数で言えば断然日本に作るべきであると思うが、これは今後の成長を睨んだ決定だったのだろうか。 以前、日本で超高級ブランドのビスポークサービスの仕事に関わったことがある。日本の顧客はどちらかというと自分の好みを細かく強く主張するより、誰か名のある人の選んだバランスの良い出来上がった仕様を選ぶ傾向にあった。ビスポーク慣れしていないということではないと思うが、いろいろと細かく決定を迫られることを好まないのだろうと感じた。その点、韓国の顧客のほうが好みを主張することが自然な国民性なのかもしれない。 ソウルまでは飛行機で2時間半程度である。なにか特別な仕様を求める日本の顧客にとっては遠い距離ではないだろう。
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