〔東京株式〕足踏み状態=新規材料なく(13日後場寄り付き)
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比439円69銭安の3万9409円45銭で始まった。売り買いともに新たな材料はなく、日経平均は前場終値近辺で足踏み状態だ。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比488円71銭安の3万9360円43銭、東証株価指数(TOPIX)は34.98ポイント安の2738.05と、ともに反落。両指数ともに前日まで4連騰して過熱感も出ていたため、米国株の下落を受けて利益確定売りが広がり、大型株中心に値下がりした。 76%の銘柄が値下がりし、21%が値上がりした。出来高は12億0236万株、売買代金は2兆6675億円。 業種別株価指数(33業種)は医薬品、サービス業、機械、その他金融業の下落率が大きかった。上昇はパルプ・紙、海運業の2業種。 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億2502万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreは続伸。 (10時07分)日経平均株価は寄り付きに比べて少し下げ幅を広げている。「米国のナスダック総合指数と同様に、最近の上昇ペースが少し速かったので、反動が出るのは仕方ない」(大手証券)といい、幅広く値下がりしている。休日前の上、「日米ともに中銀イベントを控え、現物のポジションには触りたくないため、先物で対応する投資家もいるようだ」(国内証券)との指摘もあり、大型株の弱さが目立つ。ただ、プライム市場銘柄の3割は上昇している。小型株は総じて底堅く、「大きくリスクオフに傾いているわけではなさそうだ」(同)とされる。主力銘柄でもアドバンテス <6857> は逆行高となり、日経平均を下支えしている。同株については、「米ブロードコムの株価がAI関連事業への期待から時間外取引で大幅上昇したことなどが影響しているのではないか」(前出の大手証券)という。 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比225円09銭安の3万9624円05銭と下落して始まった。前日の米国株の下落を引き継ぎ、売りが先行している。