「まとめ買い VS. 都度買い」あなたに向いているやりくりはどっち?
節約しているのにお金がなかなか貯まらない……と悩んでいる人は、実は、今のやりくり法が自分に向いていないのかも!? 【画像】「まとめ買い VS. 都度買い」あなたに向いているやりくりはどっち? 全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが、どんなやりくりがあなたに向いているかを解説します。
予算は1週間で管理 VS. 1日に使えるお金を決める
1カ月のやりくり費を管理する方法は、大きく分けて ・やりくり費を4週(または5週)に分けて、1週間ずつ管理する ・1日に使っていい金額を決めてやりくりする という2つの方法があります。 「1週間ずつ管理する方法」は、まず週予算を決めます。曜日によって使ったお金の金額がまちまちでも、1週間で予算内に収まればOK。1週間の予算=使えるお金を袋に分けて管理すると週予算が守りやすくなります。袋の中に残っているお金が、今週使えるお金。目で見て確認できるので、わかりやすいのが利点です。計算が苦手な人、使ったお金を記録する=家計簿をつけるのが面倒な人に向いています。 一方「1日予算で管理する」場合は、その日使った金額をカレンダーや家計簿にメモします。たとえば1カ月のやりくり費を3万円に設定したら、1日1,000円予算。1日に3,000円使ったら、明日、明後日の2日間は出費を控えます。反対に一昨日、昨日と2日間、お金を使わなければ今日を含めて3,000円分の貯金があることに。計算が苦にならない人、ゲーム感覚でやりくりを楽しみたい人に向いています。
貯蓄は先取り貯蓄 VS. 残し貯め
給料日に毎月決まった金額を貯蓄用口座に入金するのが「先取り貯蓄」。積立定期預金などで、自動的に貯蓄用口座に入金するように設定しておくと、手間がかからず、確実に貯蓄することができます。やりくり費の口座にお金があるとつい使ってしまう人は、先取りで強制的に貯めるのが向いています。 「残し貯め」は給料日前に残っているお金を貯蓄する貯め方。使えるお金が足りなくなるのが不安な人や、お金の管理がある程度できていて、毎月決まってた金額を残せる人に向いています。