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【平安S】歴戦の猛者たちが見せた1ハロン11秒7の攻防とは

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既成勢力VS新興勢力

ドバイWC中止の影響もあってか、帝王賞の前哨戦である平安SにGI馬オメガパフュームとゴールドドリームがそろって出走した。特にゴールドドリームは、JRAのレースではフェブラリーSとチャンピオンズCに限られ、GI以外のレースへ出走するのは約3年半ぶりだった。 この2強に加え京都で重賞勝ちがあるヴェンジェンス、マーチSでタイトルを獲得したスワーヴアラミスが実績上位組。だが、最終的にそれらを押しのけて1番人気に支持されたのは、ロードレガリスだった。 新興勢力の活躍が目立つ平安Sではあるが、2020年はやはり格が違いすぎた。勝ったのはオメガパフューム、2着ヴェンジェンス、3着ゴールドドリームと既成勢力が新興勢力を跳ねのけたのだ。 スマハマがペースを落として逃げる流れを先行したヴェンジェンスとゴールドドリーム、それをきっちりマークしたオメガパフューム。並びを考えてもオメガパフュームにはこれ以上ない形となった。 4角手前から外に出すと、大外を馬なりでひとマクリして勝負を決めた。スマハマが早めに脱落したこともあったが、残り400~200mは11秒7。ダート戦とは思えないラップに新興勢力らは対応できず、前で流れに乗ったヴェンジェンスもここで脚を使い切った印象だった。 その区間を大外から馬なりで乗り切ったオメガパフュームは、ダート2000m前後では対抗馬が見当たらない。ゴールドドリームもこの11秒7という瞬発的なラップにもたついた。それでもゴールまできっちり走ったのは流石だが、もたついた分、前にいたヴェンジェンスを捕らえられなかった。11秒台などという高速ラップが刻まれない大井ならば、2着にあがる力はあるだろう。 騎手の移動制限がかかり、主戦騎手がそれぞれ乗れない中ではあったが、オメガパフュームの北村友一騎手は、相手をゴールドドリームとヴェンジェンスに見定めての競馬。彼らしい戦略力の高さを示した。

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