【フィリピン】食品センチュリー、ココナツ会社を買収
フィリピンの食品大手センチュリー・パシフィック・フード(CNPF)は5日、地場ココナツ加工会社ココ・ハーベストを買収したと発表した。ココナツ製品の生産強化へ同社工場の増強も計画している。 ココ・ハーベストを完全子会社化する。買収後の工場増強と合わせた買収額は約4,000万米ドル(約57億円)。 ココ・ハーベストは2016年、南部ミンダナオ地方東ミサミス州に加工工場を新設した。高品質のココナツ水、ココナツミルク、乾燥ココナツを生産している。 センチュリー・パシフィックは12年にココナツ事業に参入した。当初は相手先ブランドによる生産(OEM)での輸出にとどまっていたが、その後に事業を本格化し、現在は国内でも製品を販売している。