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200センチの二刀流・秋広優人(二松学舎大附)のピークはこれから。伸びしろは無限大

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高校野球ドットコム

 今年のドラフト候補で最大級のサイズを誇るのが二松学舎附・秋広 優人だ。200センチから140キロ前後、打っても高校通算20本塁打超。そんな秋広に対し、多くの球団が注目を注いでいる。 【トーナメント表】二松学舎大附の次戦は?東東京大会29日までの結果を振り返る  「この身長を見た瞬間、投手をやらせてあげたいなと思いました」と二松学舎附の市原監督は入学時をそう振り返る。入学時から198センチ。また秋広は手足が長く、腕の振りを見てもしなやかで、大柄選手にありがちな不器用さはない。野球を関わる方ならば誰も投手をやらせてあげたいと思う素材だ。

剛腕投手になるまでは長い道のり

 ただ市原監督は誰もが魅了する剛腕投手になるまでは長い道のりがかかると感じた。  その理由として、中学時代は成長痛により膝を痛めていたため、選手としてプレー期間は短かく、強度の高いトレーニングや技術練習ができる体ではなかった。  まず市原監督は投手に本格専念するまで、まずはジョギングなど歩き方からの指導に入った。市原監督が念頭に置いていたのは「故障をさせないで卒業をさせること」。 1年生の時は野手での出場がメインだった。その時は野手として高い才能を発揮していた。  すでにクリーンナップを打ち、しなやかなスイングから広角に長打を飛ばすことができており、いわゆる大谷翔平とだぶらせるものがあった。  そして2年秋から投手に本格専念し、現在に至る、まず投手としての秋広はワインドアップから入り、豪快に左足を挙げていく。  そこから重心を低くして、テークバックをとって、真上から振り下ろす動作。左腕のグラブを斜めに伸ばしてテークバックをとったときの動作がやや東浜巨と似たところがあり、大型投手としては良くまとまっている印象だ。  ストレートは常時135キロ前後(最速138キロ)。スピードガンの精度によっては140キロ~143キロは出ていてもおかしくないほどの球威はある。 東京成徳大高戦ではしり上がりに調子を上げていき、見逃し三振に打ち取ったときのストレートは角度、威力ともに抜群で、この時期になると高校生でも145キロ前後を投げる投手は多くいるが、200センチからの「角度」のあるストレートは秋広にしかない武器である。 スライダーなども投げていたが基本的にストレート勝負。まだ勝つ投球をするために精度の高い変化球を習得するのではなく、まずはしっかりとしたストレートを投げる意図が見える。  そして東京成徳大戦の打撃を振り返ると3打数2安打。2本の二塁打を放った。  これはフェンス近くまで張り付いた東京成徳大高の外野手の前に落ちた打球で、秋広はその守備位置を見た瞬間、外野の前に落ちた時から二塁を狙うことを決めていたという。  打撃フォームは大谷翔平チックで、無駄なひねりは入れずに、ボールを手元まで呼び込んで、前を大きくしたスイングで、捉えた打球は1人だけ弾道の高さが違う。 柳田(ソフトバンク)の打撃動画を参考にしているように、1年生の時と比べるとだいぶ体全体で振れるようになり、強さが出てきた。

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