ドジャース“WS胴上げ投手”とヤンキース「互いに興味」米報道 2021年16勝右腕に「速球の質を取り戻せることを願うだろう」
ドジャースからFAとなっているウォーカー・ビューラーとヤンキースが互いに興味を示していると、MLB専門チャンネル『MLB Network』のジョン・モロシ記者が報じている。 【動画】何をやってる!?ビューラーが優勝パレードで歓喜のテンション 米スポーツメディア『Bleacher Report』もこの件について触れ、「今シーズン最後の先発から2日後、ビューラーはワールドシリーズ第5戦の9回に登板し、ドジャースの優勝を決めた」と伝え、「フリーエージェントでビューラーと契約するチームは、彼がポストシーズンで投球に施した改善を基盤に、2021年の速球の質を取り戻せることを願うだろう」と記した。ビューラーは2021年に16勝(4敗)、防御率2.47をマークしている。 さらに「もしビューラーがヤンキースに入団すれば、現在ゲリット・コールが率いる先発ローテーションに加わることになる」と説明し、ビューラーのようなFA補強選手をロースターに組み込むために先発投手を放出する必要が生じた場合、マーカス・ストローマンがトレード候補になる可能性があると記している。 2度目の右肘手術を乗り越えて今季途中に復活したビューラーは、レギュラーシーズンでは16試合で1勝6敗、防御率5.38の成績だったが、ポストシーズンでは4試合で1勝1敗1セーブ、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦では胴上げ投手となっている。 ドジャースは今季年俸802万5000ドル(約12億3585万円)のビューラーに1年2105万ドル(約32億4170万円)のクオリファイング・オファー(QO)は提示しなかった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]