着こなし難度高めな“キルティングアウター”、上手く取り入れた街の好例スタイル
独特のステッチングが機能的である半面、イナタサが拭えないという声も。キルティングアウターの着こなしは、なかなかに難しい模様だ。 【写真10点】「キルティングアウター、上手く取り入れた好例スタイル」の詳細を写真でチェック でも、街のおしゃれな大人はそんなネガティブイメージをあっさりと回避。その秘訣とは?
① ひょうたん型キルトがたっぷりシルエットとマッチ
近藤史理さん(35歳) ノンカラーのキルティングダウンは、女性人気も高い「ハイク」が手掛けたもの。横向きに寝かせたひょうたん型キルトがたっぷりとしたシルエットとマッチし、独特なリラックス感を演出する。 その個性を最大限に活かせるよう、合わせるアイテムはブラックで統一。で、足元だけは白を抜擢。シンプル、爽やかといった好印象ファクターを味方に、大人っぽくまとめた。
[Detail Shot]
[Detail Shot]
[Detail Shot]
② 主張強めなキルティングは“シンプルに”が鉄則
浅野智也さん(23歳) 妖艶な光沢と、ユニークなロングシルエット。こんな主張の強いキルティングアウターであれば、着こなしはシンプルが鉄則。アイテム数も色数も、極力抑えていきたい。 で、肝心なのはシルエット。基本はユルく、でもユルすぎない。その絶妙なさじ加減を、ひざ周りにタックが入ったデニムとともに達成。色落ちしたブラックも、コートのカーキカラーと好相性だ。
[Detail Shot]
[Detail Shot]
③ ワイルドなキルティングはシャツ合わせで攻略
金丸 司さん(39歳) 大きめのフラップポケットがついたキルティングベストは、手ぶら派も唸らせるほど利便性十分。ただし、ともするとワイルドに傾きがち。そこで、シャツを合わせてみる。 途端、少々の品の良さとともにアーバンな印象を獲得。デニム&革靴という王道の合わせも、無性にお行儀良く見えてくる。
[Detail Shot]
◇ サイジング、カラーリング、ギャップを生むアイテムの使い方。アイデア次第で、キルティングアウターの着こなしは意外と簡単にこなせる。これまで敬遠していた人もぜひ、“見る”ティングから“着る”ティングへ。方向転換すべきは、今だ。
OCEANS編集部