Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

テレワークでベートーベンの交響曲第9番…東京芸術大学音楽学部の有志約70人が動画サイトで公開スタート

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
中日スポーツ

 東京芸術大学音楽学部の有志約70人がベートーベンの「交響曲第9番 歓喜の歌」を「テレワークでダイク」として、ツイッターやユーチューブの動画サイトで公開し始めた。「演奏会が中止になる中、聴いてくれる人の心に光が届けられたら」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同大では5月中旬まで、休講。授業の一環となる演奏会も当然のごとく中止されている。  そんな1人で練習するしかない状況に、同学部3年、テノールの坂寄奏太さん(20)が3月下旬、「テレワークをやりたい」とツイッターで仲間に呼び掛け。当初は内輪でリモートで音を合わせるだけのつもりだったが、参画者は拡大していった。「学生同士の稽古もなくなり、悲しくって。音楽を発信できたらという思いがみんなにありました」と同学部3年、バイオリンの辻田薫りさん(20)。第九を選んだのは「みな兄弟」と歌い、人類の結束を呼び掛ける歌詞に注目してもらいたかったからだという。ことしはベートーベンの生誕250年にあたり、同大でも予定していた学生によるベートーベンの演奏会が中止されている。  参加者はピアノの基準音に合わせ、自宅などで演奏。辻田さんは「ふだん、同じ空間で相手と呼吸を合わせられることがどれだけありがたいか」と感じながらの収録だったが、できあがった映像に「心が震えました」。  第2弾としてベートーベン「交響曲第7番」を発信予定。5月中旬の公開を目指す。

【関連記事】