茨城県内猛暑 古河38.7度 大子38.3度 下館38.0度は観測史上最高
茨城県内は25日、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で朝から気温が上昇し、古河で全国7位の38.7度、大子で同10位の38.3度を記録するなど、全14地点のうち8地点で35度を超す猛暑日となった。下館は観測史上最高の38.0度まで上昇した。 水戸地方気象台によると、県内では常陸大宮で36.9度、笠間で36.8度、水戸で36.2度となるなど、11地点で6月の観測史上最高を記録したほか、全地点で今年最高を更新した。 常陸太田市新宿町の山吹運動公園野球場では、中学球児らが、小まめに水分補給をし練習に励んでいた。中学硬式野球チーム、日立ボーイズの菊池治代表は「練習中の水分補給だけじゃなく、前日の睡眠と食事で体調を整えるよう呼びかけている」と話した。 県防災・危機管理課によると、午後9時現在、熱中症とみられる症状で、7歳女児から98歳の男女までの55人が搬送された。死亡はなく、重症1人、中等症21人、軽症33人だった。
茨城新聞社