東海道・山陽新幹線に試験導入する「ビジネスブース」の全容
JR東海とJR西日本は9日から東海道・山陽新幹線でパソコンを使って仕事をしたい乗客向けのビジネスブースを試験導入する。東海道・山陽新幹線用車両「N700S」の7・8号車間のデッキ部にコンセントやテーブル、いすなどを備えたブースを設置、ウェブ会議や短時間での打ち合わせなどに使ってもらう。利用料金は当面無料。 同ブースを持つ車両を3編成、順次導入する。7号車利用の顧客が東京―博多間で1グループ2人まで、1回30分以内で使える。 現在は同新幹線「のぞみ」の7号車を「Sワーク車両」として設定し、ワークプレイスネットワークの一環として多様な働き方に対応している。よりシームレスに仕事ができる環境としてブースを設けることにした。 今回の試験導入の結果を踏まえて、ビジネスブースのほかの車両への導入拡大やサービス内容のブラッシュアップを検討する。