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新型コロナウイルス対策で求められる“新しい取材様式”の模索

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ニッポン放送

ちなみに「ぶら下がり」と言われるのは、取材対象者が歩いている最中に、記者(主にペン記者)があたかも対象者の腕に「ぶら下がっている」ように見えるためです(もちろん、実際にはぶら下がってはいませんが)。 ただ、カメラやマイクを伴う場合、対象者は通常、立ち止まって記者の質問に答えます。記者が対象者を囲む形になるので「囲み」とも呼ばれます。なお、対象者が取材を受けたくないときは、記者やカメラ、マイクが追いかける形になるため、混乱もまれに起きてしまいます。 「ぶら下がり」は対象者を囲むため、当然、現場は「3密」になります。これを避けるために記者は2m程度の距離を置きます。ではマイクは…通常は記者が対象者を中心に広がって各社がマイクを向けるか、束ねた各社のマイクを代表の記者が持つ形をとるのですが、いずれにしても3密は避けられません。 そこで、ブームスタンドにマイクを設置したり、対象者に声が聞きやすいように別途スピーカーを用意したりしています。そして収録時にはガンマイクも使用しますが、その際に、この自撮り棒が大いに役に立っているというわけです。 緊急事態宣言は解除されたものの、3密を避けるための取り組みは今後も続きます。「新しい生活様式」が提唱されていますが、メディアも「新しい取材様式」としてさまざまな工夫を凝らして行くことになるでしょう。 以前お伝えした通り、取材は「フェイス・トゥ・フェイス」「現場第一」が基本。これを押さえた上で、感染防止の危機意識を保ち、取材にあたって行きたいと思います。(了)

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