FIFAがゼップ・ブラッター前会長を刑事告発。博物館建設計画で不正の疑い
国際サッカー連盟(FIFA)がゼップ・ブラッター前会長を刑事告発した。22日に英メディア『BBC』が報じている。 同メディアによると、ブラッター前会長は在任中にスイスのチューリッヒにある博物館の建設計画に関わっていたが、5億スイスフラン(約583億円)の費用の一部がFIFAが所有していない建物に使われ、同時に不適切な条件で長期賃貸契約を結んだという。 一連の行為に関して、犯罪に繋がる疑わしい状況が見られることから、適切な調査を行うことになったようだ。訴状はチューリッヒの検察官に送られたとのこと。一方でブラッター前会長の弁護士を務めるロレンツ・エルニ氏は「根拠がないため、強く否認する」と述べている。
フットボールチャンネル編集部