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マスク越し再会 佐賀県内、迷いと不安の帰省

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佐賀新聞

 お盆休みを佐賀で過ごす人たちの帰省が8日、本格化した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、自粛する人も多く、例年は満席となる航空機や鉄道も空席が目立った。到着直後に手を消毒するなど感染防止に気を配りつつ、マスク越しの笑顔で家族との再会を喜び合った。  空の玄関口である佐賀空港では、大型ディスプレーに感染防止を呼び掛ける映像が流れ、利用者は例年に比べてまばらだった。1年半ぶりに帰省した埼玉県の男性会社員(25)は「親に顔を見せたかった」と、迎えに来た父親(68)との再会を喜んだ。常に消毒用のハンドジェルを携行するなど気を配っているが、県が実家ではなくホテルなどの利用を推奨していることについては「現実的には難しい」と悩ましげだった。  JR佐賀駅では、キャリーケースを引いた帰省客の姿がちらほら見られた。茨城県つくば市から帰省した40代の男性会社員は「もし帰省でコロナに感染したり、他に感染させたりしたらと考えると不安で、すごく迷った」と打ち明けた。国の緊急事態宣言や自粛要請がなく、70代と高齢な両親が気掛かりで帰省を決めたという。  全日空やJR西日本などによると、お盆期間中は例年ほぼ満席だが、下りのピークとなった8日でも羽田―佐賀便の搭乗率は約5割で、博多着の新幹線「のぞみ」も自由席の乗車率は半分以下という。(大橋諒、松田美紀)

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