若き音楽家の登竜門 第8回「仙台国際音楽コンクール」実施概要発表
「才能ある若い音楽家を輩出することにより、世界の音楽文化の振興及び国際文化交流の推進に寄与する」という目的を掲げ、仙台市が開府400年を記念して2001年に創設した「仙台国際音楽コンクール」。 3年毎に開催されてきた同コンクールの第8回開催概要が発表された。ヴァイオリン部門とピアノ部門の2部門を有する同コンクールの特徴は、協奏曲(コンチェルト)が課題曲の中心に据えられること。若い音楽家がオーケストラ(仙台フィルハーモニー管弦楽団)との共演によってどのようなパフォーマンスを示すのかが毎回の注目だ(セミファイナル以降がオーケストラ共演)。また、予選以降はすべて公開審査となり、前回行われた第7回には9800人もの聴衆が来場した実勢からも、注目度の高さが伺われる。 【開催時期】 ・ヴァイオリン部門:2022年5月21日(土)~6月5日(日) ・ピアノ部門:2022年6月11日(土)~6月26日(日) 【会場】日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター) 【出場資格】1992年1月1日以降に出生した者(国籍不問) 【参加申込】2021年6月10日(木)~2021年11月10日(水) 【課題曲】協奏曲を中心に構成 【選考委員長】野島稔 【審査委員長】 ・ヴァイオリン部門:堀米ゆず子 ・ピアノ部門:野平一郎 【賞】 第1位:賞金300万円、金メダル、ディプロマ CD制作、オーケストラとの共演、リサイタル出演 第2位:賞金200万円、銀メダル、ディプロマ 第3位:賞金100万円、銅メダル、ディプロマ 第4位:賞金80万円、ディプロマ 第5位:賞金70万円、ディプロマ 第6位:賞金60万円、ディプロマ